キャリアサポートオフィス

キャリアサポートオフィスはこれまで各学科任せで
あった就職指導を含めたキャリア形成支援を全学体制で組み立てるところです。各学科就職担当教員との連絡会議を通して、名工大としての就職・採用情報の収集と、その共有化をすすめ、学生課(就職・キャリア支援担当)との連携を深めて、本学学生諸君のために恊働していきます。

活動報告

平成22年度 活動報告

平成19年度に文部科学省の現代GP(Good Practice)に「〈啓き・支え・促し〉連携キャリア教育」プログラムが採択され,工学系大学にふさわしいキャリア教育としての「〈啓き・支え・促し〉連携キャリア教育」の構築を目指してきたが,平成21年度末の補助事業期間終了により区切りを迎え,当該事業を如何に継続し,さらに発展させていくかが当面の課題である。そうした状況の中,キャリアサポートオフィスと学生生活チーム就職情報室が連携を図り,キャリア形成支援として,各種セミナーを開催した。さらに今年度は初の試みとして,愛知県との連携により,「ワーク・ライフ・バランス」をテーマとしたセミナーを実施した。促し教育」として,平成20年度に本学独自の制度として立ち上げたジェネラルインターンシップについては,106社もの企業からの賛同を得て,189名の学生が応募し,時間や希望職種などマッチングの結果,126名の学生が84社の企業へ2週間から1か月のインターンシップへ参加した。本年度の試みを聞いて,受入希望の企業も増えており,次年度はもっと多くの学生にインターンシップの機会を提供できるものと考えられる。例年好評の企業研究セミナーでは,参加企業数の増加や特定ブースの混雑化の緩和に対応できるよう,会場を広げ,すべての行事を1フロアで実施できるよう改善を図り,経済不況の中,本年度は過去最高の347社におよぶ優良企業の参加を得て,2日間で2,155名にも及ぶ本学学生が企業研究を行った。就職活動支援としては,就職ガイダンスを折々の時期に合わせて開催し,会場が一杯になるほど,盛況な場合が多数あり,好評を得た。学生生活チーム就職情報室では,企業情報等の専門的知識を有する経験豊富な就職相談員を配置し,繁忙期には相談時間を増加するなど,相談体制の強化を図った。また,就職情報ミニ講座として,本学学生に特化した内容により,「面接対策」の講座を実施した。各学科・専攻の就職担当教員との連携も密に行い,就職担当教員連絡会議を開催し,種々情報交換を行っている。本学宛ての自由応募に関する求人情報を集約し,学生ポータルサイト上に公開している「求人情報システム」も軌道に乗り,グローバルなキャリアパスの提供を行うともに,シングルサインオンにより,直接検索画面にログインできるようシステムの改良を行った。以下に,キャリア形成及び就職活動支援関係で実施した行事等の詳細を記す。

1.キャリア形成関係
〔キャリア形成ガイダンス〕 4/28(第1回)「本学の就職・キャリア形成事業の取り組み~ジェネラルインターンシップを中心とした就職・キャリア形成事業に関する説明~」493名 講師:キャリアサポートオフィス長 山下啓司,菅田芳恵氏(前名古屋工業大学インターンシップコーディネーター) 5/19(第2回)「自分について考えよう~グループワークを通して,今のあなたを考えてみませんか~」205名 講師:学生生活チーム学生支援室特任職員 早川由美 6/2(第3回)「今やるべきことから考える~自分史作りとグループワークを通して,キャリアパスについて考えてみよう~」74名 講師:井戸智子氏(就職相談外部相談員) 6/9(第4回)「将来の自分のとらえ方~キャリアデザインと職業について~」122名 講師:井戸智子氏 7/7(第5回)「進路の迷いと多様なキャリア」73名 講師:山田秀夫氏(日立電線㈱),後藤武志氏(トヨタ自動車㈱) 10/6(第6回)「就職活動を始める前に知っておこう『DENSO人事部が語る ”働くって何?”』」189名 講師:北村直久氏(㈱デンソー),パネリスト:北村直久氏,下上貴子氏(㈱デンソー),井戸智子氏 〔インターンシップガイダンス〕 6/23(第1回事前研修会)「本学独自のインターンシップ制度~ジェネラルインターンシップの説明と心構え~」122名 講師:菅田芳恵氏 6/30(第2回事前研修会)「インターンシップでのマナー」131名 講師:菅田芳恵氏 10/20(第1回事後研修会)「インターンシップ経験の活用方法」77名 講師:菅田芳恵氏 12/15(第2回事後研修会)「インターンシップ報告会」(9名の学生からの報告と,受入企業等からのコメント)参加学生33名,参加企業19社 講師:菅田芳恵氏 〔ジェネラルインターンシップ〕 賛同企業数:106社 参加希望学生数:189名 派遣先企業数:84社 参加決定学生数:126名 〔合同企業研究事業〕 11/30・12/1「企業研究セミナー」参加学生:2,155名 参加企業:347社

2.就職活動支援関係
〔就職ガイダンス〕 10/13(第1回)「就職活動の開始を前に」583名 講師:井戸智子氏 11/17(第2回)「企業が求める人材とは」520名 講師:東上征司氏(日本アイ・ビー・エム㈱取締役専務執行役員),大光敬史氏(アイシン精機㈱常務役員兼イムラアメリカ社長) 11/24(第3回)「業界研究・企業研究・職種研究とは-企業研究セミナー直前対策-」520名 講師:望月一志氏(㈱毎日コミュニケーションズ)


盛況な就職ガイダンス会場

12/8(第4回)「公務員の仕事とは」97名 講師:人事院中部事務局や経済産業省中部経済産業局などの採用・人事担当者 12/22(第5回)「エントリーシート対策1/2-基礎編-」488名 講師:井戸智子氏 1/12(第6回)「エントリーシート対策2/2-応用編-」344名 講師:井戸智子氏 1/26(第7回)「面接対策1/2〔ノウハウ〕-基本的知識と重要なポイント-」377名 講師:相田一成氏(㈱リクルート) 2/2(第8回)「面接対策2/2〔模擬面談〕-グループ面接実践編-」面接担当者:(㈱リクルート所属のキャリアカウンセラー3名),参加学生130名(内,面談体験者30名)(予約制) 〔就職情報ミニ講座〕(予約制) 2/14・2/18「面接対策」-面接マナー(講義形式),グループディスカッション-47名 講師:井戸智子氏

3.就職・キャリア形成に関する印刷物
10月「就職サポートノート」(2,000冊)及び「平成21年度卒業・修了者進路状況調査」(3,000冊)を発行。学部一部3年,二部4年,大学院博士前期課程1年,後期課程2年の自宅へ送付。11月「企業研究セミナー2010参加企業データ集」(3,000冊)を発行。12月「平成22年度インターンシップ報告書」(1,100冊)を発行。

平成22年度活動のまとめ
本年度は,キャリア形成関係,就職活動支援関係のふたつの大きな流れにおいて,現代GPの補助事業期間が終了し,財政支援が得られない中,自己努力により当該事業の継続及びさらなる発展に繋げられたことは,大きな成果であるといえる。特にキャリア形成では従前より行われている企業研究セミナーを軸としつつ,卒業者という優れた資源を有効活用した学生への啓き教育や,平成23年度からは3年次対象に「キャリアデザイン科目」を開講することとなり,キャリア形成教育を正課への発展に繋げることができ,今後は,工学系学生に特化したキャリアプランの形成や就業力の育成を目指していく。ジェネラルインターンシップでは多くの企業の賛同を得て,今後は正課教育化も視野に入れ,更なる参加企業数及び参加学生の拡大を目指すところである。就職支援においても,就職相談体制の充実や,求人情報システムの更なる構築を図っていき,キャリアサポートオフィス,学生生活チーム就職情報室及び就職担当教員の連携強化により,全学的なキャリアサポート体制に向け,更なる発展を目指していく。